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- コンクールで活躍する先輩たち
「第9回ボワロン杯・パティシェール・コンクール」で本校卒業生の菓子工房オークウッド(現在はMIKIMOTO LOUNGEに出向)の野田恵理子さんが優勝しました。コンクールは第1次書類審査を通過した10名の選手により実技競技が行われました。フランスのボアロン社のフルーツピューレを使ったデザートで皿盛りデザート、カップデザート、パウンドケーキとその他に飴細工の4種類を製作しました。野田さんは「優勝発表の時は信じられませんでした。本番を想定した練習に協力していただいたシェフや先輩方、応援していただいた方々へ感謝の気持ちでいっぱいでした。今はコンクールで学んださまざまな経験を仕事に活かしています。」と語りました。
2010年10月12日~14日の3日間、浜松町の東京都立産業貿易センターで開催された、社団法人東京都洋菓子協会が主催する日本国内において開催される国内最大規模の洋菓子作品展「2010ジャパンケーキショー」で、本校卒業生のパティスリーKOSAIロックシティー店店長の上松志穂理さんがチョコレート工芸菓子部門で連合会会長賞を受賞しました。上松さんは「会社がコンテストの出品を積極的に応援してくださるので毎年出品することができ、昨年に続いての入賞になりました。作品のテーマは“ドレッサー”。鏡やブラシなど化粧台のイメージをチョコレートで表現してみました。今後も好きな工芸菓子の世界を探究してコンテストには積極的に参加していきたいと思います。」と語りました。
2003年10月7日~9日の3日間、浜松町の東京都立産業貿易センターで開催された、社団法人東京都洋菓子協会が主催する日本国内において開催される国内最大規模の洋菓子作品展「2003ジャパンケーキショー」で、本校卒業生の中田和孝さんが小型工芸菓子部門で銀賞を受賞しました。中田さんは当時を振り返り語ります。「ホテル日航東京でパティシエをしていた時代です。コンクールに参加するホテルの仲間たちと互いに刺激しあいながら作り上げたものなので非常に印象深い思い出です。特に細かい仕事や作業が好きだったので小型工芸菓子の部門を選択しました。細かな仕事ですし、時間もかなり必要としましたが、物を作る喜びを感じながら、時間を忘れて没頭した記憶があります。」現在は神楽坂に佇むフレンチレストラン「ラリアンス」でシェフ・パティシエを務める中田さんは日々、レストランの仕事で活躍するかたわら、本校の非常勤講師として後輩たちのために、キャリアの中で磨き培ってきた技術の講習や経験を積んできたからこそ感じる貴重なお話をしていただいています。これからパティシエをめざす人たちに中田シェフからメッセージです。「学校の授業は、ただそこに居るだけでなく、意味のあるものになるように過ごして欲しいです。受け身の姿勢だと同じ教わったことも半分くらいしか身につきません。意識は積極的に、どん欲にさまざまなことを学んで欲しいです。また頑張る時と遊んだりする時のメリハリをつけて、どちらも集中して思いっきり頑張ってくださいね。」
ラリアンスは平日はレストラン、土日はブライダルのパーティー会場として人気です。ミシュランガイド東京で一つ星を選ばれた極上のサービスと料理が魅力のお店です。