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【西調通信vol.5】働きながら調理師免許を取るなら夜間の専門学校がおすすめ
西調通信2023.4.6
働きながら調理師免許を取るなら夜間の専門学校がおすすめ
調理師免許は人気資格の一つです。
「働きながら調理師免許取得は可能?」
「どんな取得方法や選択肢がある?」
今回は、特に“働きながら”調理師免許を取得する方法をお知らせします。
専門学校を選ぶための視点や、おすすめ専門学校の魅力ポイントについても具体的にお伝えします。
調理師免許に興味がある人は、ぜひチェックしてくださいね。
働きながら調理師免許を取るのは難しい?
まず、働きながら調理師免許を取得することは可能です。と、お伝えしておきます。
では、なぜ「調理師免許」は時代を超えて人気資格となっているのでしょうか。
あなたが調理師免許を取得したい理由もここにあるはずです。
このコラムを最後まで読み終えた頃には、「私は専門学校で技術と知識を基礎からしっかり学び、調理師資格を取得した」と胸を張れて、社会でも一目置かれる信用を獲得できる理由を理解できることでしょう。
まず、「調理師資格」は国家資格です。
国が「調理師法」という法律を作って「調理師の資格」を定めています。
調理師法第1条には、
「調理の業務に従事する者」のレベルを向上させて「調理技術」を発展させ、「食生活の向上」を牽引する役割を調理師に担わせる、と書いてあります。
食は、生命維持のためだけにあるのではありません。
人生の大きな喜びは食とともにあります。
食生活の向上は、(肉体的、精神的)健康を維持するためにも、人間らしい文化的生活を享受するためにも欠かせません。
お祝いの席では料理が中心にあることを見てもわかりますね。
だからこそ、調理師の仕事は大変重要な役割をもつものなのです。
世界からも賞賛されている日本の食文化ですが、その発展には調理師が大きな役割を担っていることがおわかりいただけると思います。
調理師免許は「名称独占資格」の一つです。「調理師免許」を保有していなければ、「私は調理師です」と名乗ることも、調理師に似た名称を使用することもできません(調理師法第8条)。
名乗れる人全てが“調理師免許取得者”に限られた、ステータスの高い資格です。これに違反した場合には厳しい罰則があります(調理師法第11条)。
確かに、無資格で飲食業界の仕事をすることはできますし、調理のスキルを自分なりに高めることはできるでしょう。
しかし、国家資格=信用なのです。
キャリアアップや転職、自店を開業したくなった場合を見ても、調理師免許取得が大きな利点・強みとなります。
働く場所の選択肢を広げることにもつながります。
その理由のひとつとして、調理師法第8条の2が、「多数人に対して飲食物を調理して供与する施設」等の営業者は「調理師を置くように努めなければならない」と規定していることがあげられます。
調理師がいない飲食店は、法律の規定に沿う努力をしていないということになります。
つまり、飲食店に調理師がいることが、社会的信用があるとみなされる大きな要素となりえるわけです。
レストランやあらゆる飲食店、ホテル、イベント会場、学校や病院など、幅広いジャンルの様々な施設で活躍することができるのもそのためです。
独立開業に伴う資金調達では、金融機関から信用を得られるでしょう。
その他開店準備などもスムーズにいくことが多く、メリットは非常に大きいのです。
調理師免許は、一般的な認知度も高いのです。
免許取得者は「調理の知識・技術を学び、修得している人」と認識され、飲食業界だけでなく広く社会での信頼感を得られます。
そして、調理師免許は 「働きながら目指せる資格」としても知られています。
・無資格のまま調理の仕事をしているが、仕事を任される範囲が限定されるので免許を取得したい
・飲食業界に入ったら想像よりも魅力的で続けたくなったから
・年齢は関係なく長く活躍し続けられるから
・もともと料理が好きで、いつかお店を出したいから
・今の仕事は違うけど、転職してシェフを目指したいから
などの理由で、調理師免許取得を考える人は、どの時代でもたくさんいます。
とくに近年、学びなおしの機運の高まり、将来への不安などで、一生使える技術と資格、そして一生できる仕事を求め、調理師を目指す人が大変増えてきています。
では、働きながら調理師免許を取得することは難しいですか?
と聞かれたら、
それは、「免許取得方法の選び方」によると言えるでしょう。
現状の仕事に支障をきたすことなく、いかにスムーズに免許を取得するか、がポイントになります。
働きながら調理師免許を取得する方法
国家資格である調理師免許を取得するには、2つの方法があります。
●一つは、2年以上の調理業務・実務経験を積み、受験資格を獲得した上で調理師試験を受験して合格すること(調理師法第3条2号)。
●もう一つは、調理師養成学校(調理師養成施設)に通い、卒業すること(調理師法第3条1号)、です。
では、この2つの方法を詳しく見ていきましょう。
調理師試験に合格する
調理師免許を取得する方法の一つは、
調理師養成学校に通わず、例えば独学で、調理師試験に合格する方法があります。
東京都福祉保健局のホームページには、
食堂などの飲食店や給食施設などで、2年以上の調理業務経験を経た上で、各都道府県の実施する調理師試験を受け、合格した後に、住所地の都道府県知事に免許を申請し、取得します。
とあります。
調理師養成学校に通わない場合は、まず受験資格を得ることが必要となります。
上記のように、調理師免許試験の受験資格は2年以上の業務経験です。
例えば、飲食店やそうざい製造業、学校や病院等の給食施設などで、調理業務に2年以上従事した人となります。
この業務経験は、正社員以外のパート・アルバイト等であっても、週4日以上かつ1日6時間以上の勤務をしている場合に認められます。
ただし、該当する施設で勤務していても、サービスや配達、食器洗浄等は受験資格としての業務経験には含まれません。
ちゃんとした調理業務に2年以上従事した上で、職場から勤務実績の証明書を発行してもらいます。
これが、調理師免許試験の受験資格となります。
そして、各都道府県で毎年1回行われている「調理師免許試験」を受験することになります。
・調理師免許試験とは
調理師免許試験に、実技試験はありません。
試験は調理・飲食に関わる6科目から出題され、マークシート方式です。
2年以上の業務経験で受験資格を得て、独学で試験に合格するのは一つの方法です。
もちろん、調理や飲食業界に従事している中で実務から身に付けた知識は、受験に生かされるでしょう。
しかし、出題の分野が広く専門性が高いため、業務経験だけで得られる知識だけで合格は難しいといえます。
調理師免許試験の出題科目は、
・食品衛生学
・公衆衛生学
・食品学
・調理理論
・栄養学
・食文化概論
この6科目で、全ての合計点が6割以上で合格ラインといわれています。
ただ、平均点をいちじるしく下回った科目がある場合などは、不合格になるようです。
・食品衛生学
食品を安全に提供するための知識・技術が問われます。
食中毒防止の衛生知識だけでなく、食品添加物などの知識も重要です。
・公衆衛生学
調理に従事する上で知っておくべき細菌や感染症、公害、さらには「健康の定義」まで、幅広い範囲の専門知識を問われる科目です。
この科目は、しっかり理解していないと、引っ掛け問題で不正解になることが多いと言われ、十分な受験勉強が必要です。
・食品学
正しい調理、バランスの良い料理を作るための、食品や栄養の知識を問う問題です。
調理に従事している人にとっては、学びやすい科目とされています。
・調理理論
食材や調理器具の正しい扱い方などを問われます。
調理に従事している人がすでに得ている知識が多いですが、洋食から和食まで幅広い範囲で出題されるので、専門分野以外の調理理論も学ぶ必要があります。
・栄養学
カロリー計算や栄養素についての専門知識が問われます。
さらに、持病などにより栄養素が調整される制限食など、幅広い専門知識を身に付けておく必要があります。
・食文化概論
日本や海外の食文化について出題され、食の歴史を問われることもあります。
さらに、宗教による食の制限についても理解しておく必要があります。
働きながら、独学で調理師免許試験の合格を目指すには、かなり広範囲の勉強をしなければならない、と感じた方もいるのではないでしょうか。
出題の解説書をしっかりと紐解き、過去問題を何度も解いて、苦手科目を作らないことが合格のポイントになります。
独学での合格は可能とはいえ、働きながら受験勉強の時間をいかに生み出すかが問題になりますね。
養成施設を卒業する
もう一つ、調理師免許を取得する方法に、
調理師養成学校(調理師養成施設)に通う、方法があります。
この場合、調理師免許が取得できない「食」に関するスクールも国内にはたくさんあるので、確実に「調理師養成学校」であることをチェックしてください。
このようなスクールは、国の認可を受けておらず、いわゆるカルチャースクールです。
調理師養成施設は、調理師法に基づいて都道府県知事が指定するため、非常に多くの基準を満たす必要がありますから、安心して学ぶことができる学校と言えるでしょう。
調理師養成学校に通う場合は、業務経験などは一切不要です。
昼間に働きながら、調理師専門学校の夜間部に通学するか、
調理師専門学校の昼間部に通学しながら、夜間働く
という2つのパターンが考えられますが、働きながら調理師免許取得を目指すには、調理師専門学校の夜間部に通うことが通例でしょう。
しかし、全ての調理師専門学校が夜間部を開講しているわけではないので、
・夜間部のある調理師専門学校を選ぶこと
が重要なポイントです。
調理師専門学校で学び、知識・技術を磨き、卒業試験を通過すると「調理師免許」を申請できます。
卒業後、各都道府県知事に免許申請をすれば、
「私は調理師です。」と名乗れて、社会的に認められた免許を手にします。
2年の業務経験や職場からの実績証明書は必要ありません。
調理師専門学校を卒業するだけで「調理師免許」を取得できるのです。
冒頭、「働きながら調理師免許を取得することは可能です」とお伝えしましたが、働きながら独学で受験勉強をするのは、学習時間を確保できるかどうかなど不安も多いため、確実に調理師免許を得たいのであれば、養成施設を卒業するのが結果として近道になるかもしれませんね。
働きながら調理師免許を取るなら夜間専門学校がおすすめ
調理師免許を取得する方法の一つが、
<調理師養成学校>に通うこと
と前述しました。
そして、あなたが「働きながら」免許取得を考えているのであれば
調理師専門学校の夜間部
がおすすめです。
理由は、夜間部の授業開始時間は18時以降がほとんどで、“働きながら調理師免許を取得したい人”を対象としていることが多いからです。
そのため“働きながら免許取得を目指す人”へのサポートを充実させている西東京調理師専門学校の夜間部などもあります。
もし、あなたが調理や飲食業界での実績がない場合はなおさらです。
独学で調理師資格試験を受験する場合、まず受験資格を得るために、2年以上の業務実績を獲得するところから始めなければなりません。
調理師専門学校の夜間部へ入学すれば、昼間は働きながら、2年以内に調理師免許を手にできるわけです。
しかも、昼間の仕事は調理に関係なくても問題ありません。
「働きながら調理師免許を取得する」ために
調理師専門学校の夜間部へ入学する
のが、おすすめの方法です。
西調の夜間部調理師科について
西東京調理師専門学校は
“働きながら免許取得を目指す人”へのサポートを充実させている
とお伝えしました。
では、西東京調理師専門学校の夜間部調理師科について
その特徴と利点をお知らせします。
西東京調理師専門学校の夜間部は、
高等課程 調理師科 夜間部(1年6カ月制)
です。
入学資格は中学校卒業以上で、
入学から1年6カ月で卒業となり、
調理師免許を取得できます。
授業開始は18:20からなので、
昼間 働いていたり、別の学校に通いながらのダブルスクールで
調理師免許取得を目指して学ぶことができます。
遅めの18:20から授業を開始しているのは、
昼間 働いている学生からも好評です。
幅広い年齢層の学生が、西調で学んでいます。
夜間部は1日に1学科のみとなっています。
しかも、半年ごとのカリキュラム編成なので、社会人も学びやすい学習環境が大きな魅力です。
また、調理師免許取得を目指すだけでなく、
・経営学など、独立開業時に役立つ授業
・カフェ開業にも対応する人気のカフェ授業
・コーヒー、紅茶、中国茶など多くの飲料のプロ向け専門知識も学ぶ
など、よりハイレベルな調理師を目指すためのカリキュラムが編成されています。
まず、昼間部も夜間部も、少人数制。
一流講師が通常授業で手取り足取りおしえてくれる贅沢な環境です。
だから上達が早い。
「基礎無くして応用なし」
これは料理にあてはまる言葉です。
専門学校には、偏差値などのランクがありません。
就職したらゼロからのスタート。
そのときに、最低限のことをちゃんとできるようになっていることこそが重要なのです。
調理師になるために養成施設で学んでも、基礎がしっかり身につかなかったとしたら、非常にもったいないことになります。
西東京調理師専門学校なら、料理人として一生使える技術である基礎をしっかり身につける教育が充実。
そして、応用まで学ぶことができます。
これは、一流講師が普通から授業についてくれています、少人数制だから講師との距離が近く、手取り足取りおしえてもらえる環境だからできることです。
さらに、料理人として必要な感性を磨く授業が大変充実しているのが西東京調理師専門学校の特徴。
というのは、西東京調理師専門学校ではフードコーディネート授業が充実しているのです。
フードコーディネートは、料理の魅力を伝える技術です。
フードコーディネートを学べば、料理の価値を上げることができます。
フードコーディネートの授業では、
・テーブルコーディネート
・フードスタイリング
・フルーツカッティング
・ハーブ 他多数
様々なフードコーディネート授業を編成しています。
創造力の豊かな料理人を養成し、将来の料理界を牽引する人材育成に尽力しており、これは昼間部、夜間部を問わず目標としているところです。
優れたフードコーディネート力を養う数々のカリキュラムをフォローアップしているのが、西東京調理師専門学校の校長。
西調の校長は、業界で名前を知らない人がいないほど、著名なフードコーディネーター 住川啓子校長です。
520本もの映画やドラマの料理シーン、大手飲食メーカーのCM、料理本などを、フードコーディネートの力で演出してきた住川校長の、実績と実践力、感性や創造性を取り込んだ、優れた授業を受けることができます。
さらに、住川校長は、レストランのプロデュース、ホテルのメニュー開発、パーティーやブランドショップの空間コーディネート、フラワーコーディネートなどマルチに手掛けてきた実績があり、その感性にも触れる授業となります。
将来、自らお客様に料理を提供し、喜んでいただくときがやってきます。
そのときに困らないよう、感性を磨く授業が非常に充実しています。
これも西東京調理師専門学校の大きな特徴といえます。
調理師免許取得だけでなく、ハイレベルな調理師を目指す道として、西東京調理師専門学校の夜間部に興味を持った人も多いと思います。
とはいえ、やはり学費や納入金が気になりますね。
社会人の方には「専門実践教育訓練給付制度(厚生労働省)」という制度があります。
教育訓練経費の50%が支給され、社会人の学費をサポートします(要件を満たしている方のみ。要件はハローワークで確認できます)。
この制度は、教育訓練講座に指定された学科のみとなっています。
そして、西東京調理師専門学校の
高等課程 調理師科 夜間部(1年6カ月制)
は、指定された学科ですので、あなたが要件を満たしていれば専門実践教育訓練給付制度を活用できます。(昼間部も指定学科があります)
この制度の要件を満たしている社会人の方は、
ぜひ「教育訓練講座に指定された学科」の活用をおすすめします。
そして、学生からの声をお伝えすると、
・下は中学卒業の16歳から上は60歳台まで幅広い世代が学んでいて、様々な年代の人とのコミュニケーションが活発で学びが多い
・講師が一流で、皆さん現役だから、今の業界がわかる
・若い方の感性から学べる事も多く、知見が広がる
・社会性を身に付けられる環境が魅力
・それぞれ昼間の生活が異なりますが、その分、学校での仲間意識が芽生えて連帯感があり楽しい
・調理界での活躍を目標に、共に学ぶ仲間という意識も持てて、良い刺激を得られる
・勉強についていけるか心配だったが、無理なく学べるカリキュラムが良かった
・「朝が弱い」自分に夜間部がぴったりだった
・教育も施設もとても充実しているのに学費がリーズナブル
などがありました。
まさに、西調の特徴が語られています!
さらに、西調独自のサポート制度も充実しておりますので、お気軽に西調までご相談ください。
また、西調ではSDGsにも積極的に取り組んでいます。
例えば、温室効果ガス削減、フードロス削減には以前から取り組んでおり、実習で出る切りくずをたい肥にして、その土でハーブや野菜を育て、実習でも使用しています。
働きながら調理師免許を取るなら
今回は、調理師免許の取得に興味がある・検討している人、その中でも特に「働きながら調理師免許を取ろうと考えている人」に向けて、
・働きながら調理師免許を取得する2つの方法
・調理師専門学校の夜間部の大きなメリット
・働く人の免許取得を多大に支援する西調の夜間部
・免許取得だけでなく、レベルの高い料理人を目指す西調
についてお伝えしました。
確かに、2年以上の業務実績があれば独学でも調理師免許の取得は可能でしょう。
しかし、2年以上の業務実績がない場合や、働きながら独学の時間を確保できるかどうか不安な場合は、専門学校の夜間部へ入学するという選択を考えてほしいと思います。
また、昨今は日本だけでなく世界的にも「食」への興味が高まっており、料理人や飲食業に携わる人たちにも高いクオリティや創造性、新しい「食」を生み出す力などが注目されています。
ですから、これから調理師免許を携えて「食」の世界で生きる人には、調理師専門学校で調理の基礎力と応用力を養い、経営学やカフェ経営、飲料・ドリンクの専門知識、フードコーディネートの能力も身に付け、プロフェッショナルとして高みを目指すことが求められるでしょう。
・働く人へのサポートが充実している
・免許取得だけでなく、トッププロを育成する各種授業を編成している
・社会人学生のための学費支援制度も活用できる
メリットいっぱいの西東京調理師専門学校をのぞいてみませんか?
調理師免許の取得に興味のある方、働きながら調理師免許を取得したい方は、ぜひ西東京調理師専門学校を見にきてください!
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