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【西調通信vol.4】 フードコーディネーターの資格を取るメリットって?認定試験についても
西調通信2022.12.26
フードコーディネーターの資格を取るメリットって?認定試験についても
今、料理をスタイリングしたり、レストランのメニュー開発などを行う「フードコーディネーター」が注目を集めています。
今回は、フードコーディネーターに必要な専門知識を身に付けられる「資格」についてお知らせします。
最後には、有名なプロ直伝授業の情報も!
フードコーディネーターや調理師に興味のある方はぜひご覧ください。
フードコーディネーターの仕事に資格は必要?
「フードコーディネーターになるには資格が必要ですか?」
これは本校でもよく聞かれる質問です。
フードコーディネーターには、NPO法人の日本フードコーディネーター協会(FCAJ)が認定する「フードコーディネーター資格認定試験」があります。
この資格は1級〜3級まであり、上の級になるほど難易度が高くなります。また、協会認定校で指定講座を修了し、無試験で3級資格を取得することもできます。
実は、フードコーディネーターとして働く上で、必ずしも資格は必要ありません。
しかし、TV番組や映画のために料理を考えて作り、レストランのメニューを開発したり、食品メーカーの宣伝に関わるなど、フードコーディネーターの仕事は明らかに「食に関するスペシャリスト」にしかできません。
資格も経験もなく「私にフードコーディネーターの仕事をさせてください」と言っても、スペシャリストとして仕事に就くことは難しいでしょう。
「資格を持っています」と言えば、少なくとも専門知識があると認められ、フードコーディネーターの仕事に就き、活躍の幅を広げる可能性がグンと高まります。
また現在、「フードコーディネーター資格を取得している」ことを採用条件とする仕事も増えているようです。
フードコーディネーターの仕事に興味があるなら、「食」のスペシャリストとして活動したいなら「フードコーディネーター資格」にチャレンジしたいですね。
フードコーディネーターの資格を取得するメリット
「フードコーディネーター資格」を取得すると、「食」のスペシャリストとして多くのメリットがあります。
ここでは、資格取得における数々のメリットについて説明します。
●「食」の専門知識を身に付けている証明になる
●就職先の幅が広がる
●試験勉強で得た専門知識が仕事の現場で役立つ
●「食」の様々な分野に挑戦できる
●活躍の場が広がり、指名が増える可能性が高まる
●「食」の専門知識を身に付けている証明になる
少なくとも、食の4分野「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」を学び身に付けた人という証明になります。
「フードコーディネーター資格」を取得していることは、社会的にも「食」の専門知識を有する「スペシャリストとして認められる」ということです。
就職先の幅が広がる
「フードコーディネーター資格を持っています」と自己PRする方が、単に「フードコーディネーターになりたいです」と言うより、その人の本気度が高いと受け取られるでしょう。すでに目標に向かって勉強し、資格を取得しているのですから。
そして、フードコーディネーターが活躍するシーンはレシピ開発や撮影など、スペシャリストが求められる現場にほかなりません。「これは知りません」「勉強していません」は通用しないのです。
最初から専門知識が必要な仕事なので、「フードコーディネーター資格を取得している」ことを採用条件とする仕事も増えているようです。
試験勉強で得た専門知識が仕事の現場で役立つ
「フードコーディネーター資格認定試験」に合格、もしくは協会認定校で資格取得するためには専門知識を学び、理解し、身に付ける必要があります。
この資格取得のために身に付けた幅広い「食」の知識は、フードコーディネーターとして活動するために役立つものばかりです。
食のカルチャーや食品の科学、デザイン感覚やアートのセンス、さらに、メニューやレシピ開発に必要な経済・経営の知識まで、幅広いジャンルを学びますので様々な現場で応用できます。
どんな現場でも対応できる専門知識が、資格取得の勉強によって身に付くのです。
「食」の様々な分野に挑戦できる
資格取得によって幅広い知識が身に付いているのですから、「食」のスペシャリストとして様々なジャンルの仕事にチャレンジすることが可能です。
TV番組撮影、レストランのスタイリング、メニュー開発など、多くのジャンルに挑戦して、その上で「自分はこのジャンルが好き」と専門分野を決めるのも良いでしょう。
もちろん、どのジャンルもこなす「食」のゼネラリストとしての活躍を選ぶこともできます。
様々なジャンルを経験したり、いろいろな分野で活動して名を上げていくには、まず基礎となる「食」の専門知識が必須です。そして、その知識を得るには「フードコーディネーター資格認定試験」の勉強が近道の一つです。
活躍の場が広がり、指名が増える可能性が高まる
フードコーディネーターの仕事は1度きりで終わるものではありません。その後も様々な現場でどんどん経験を積み、対応力を養っていくことが必要です。
そのためには、仕事を継続して得られることが重要になってきます。
もちろん、会社員としてのフードコーディネーター職に就く人もいるでしょう。それでも、実力が評価される世界ですから「この人に仕事をお願いしたい」と思われることが大事な職業です。
フリーランスでフードコーディネーターの活躍を目指す人はなおさら、指名されて仕事が継続することが重要になります。特に、フードコーディネーターとして有名になりたい人にとって大事なことです。
「食」のスペシャリストとして長く、継続して仕事を得ていくためにも専門知識を身に付けておくことは必要不可欠です。そして、多くの現場経験によって実力が磨かれれば指名が増え、ハイレベルの仕事を担当できるようになります。
その土台となる基礎知識を獲得できるのが「フードコーディネーター資格認定試験」の学びといえるでしょう。
フードコーディネーターの資格認定試験について
ここまで、フードコーディネーター資格のメリットを説明してきました。
では、フードコーディネーター資格認定試験はどのような内容なのか、それぞれの級でどう専門知識が変わっていくのか、などを次でお伝えしていきます。
3級
3級は、西東京調理師専門学校などの協会認定校で、指定講座を修了し無試験で取得することも可能です。
主に「食」の文化、科学、デザイン・アート、経済・経営といった、4分野に関する幅広い知識を身に付けていることの証明です。
学ぶ内容は、
・食文化
・食品・食材
・食の安全
・食空間やテーブルマナー
についてのベーシックな知識となります。「食」に関しての、幅広い基礎知識を習得します。
受験資格は中学卒業以上です。そして、調理師・栄養士・管理栄養士・製菓衛生師のいずれかの資格を有する人は「文化」と「科学」が免除となります。試験はマークシート方式です。
2級
2級は、フードコーディネーターとして、「食」のビジネスに関わる実践的な専門知識や企画力を習得している証明となります。
受験のために勉強する内容は
・食市場の動向とマーケティング
・商品開発
・レストランプロデュース
・ホスピタリティと食生活のサポート
・食の表現と選出
・フードプロモーション
・企画書作成の実際
といった、専門性の高い分野の知識習得が必要になります。
フードコーディネーターの実際の活動現場で役立つ専門知識が多く、「食」のスペシャリストとして身に付けておきたい要素ばかりです。
2級の受験は、マークシート方式の1次試験と、記述式の2次資格認定講座があります。1次試験に合格すると、約2ヶ月後に2次資格認定講座を受講します。
2次資格認定講座は、
・レストランプロデュース
・商品開発
・イベント・メディア(2023年度より「フードプロモーション」に変更)
の3分野より1つ選択し、オンライン講座受講後に企画書の課題を提出します。
2級取得のためには、企画書の作成も課題として行い、より実際のビジネスシーンに即した専門スキルを磨く内容となっています。
2級の受験資格は、3級資格認定登録者です。3級の資格を取得し、日本フードコーディネーター協会(FCAJ)に認定登録していることが条件です。
1級
1級は、プロのフードコーディネーターとして活躍するために十分な知識と技術を獲得していることの証明です。
単に「食」の専門知識を持っているだけでなく、例えば、放送や撮影、製造、販売、経営など各分野のスペシャリストと共同作業を行う中で、表出した問題に対して解決法を見出し、的確な方向性を示す能力が、1級資格認定試験で試されます。
1級の受験は、企画書審査の1次試験と、プレゼンテーション・面接の2次試験があります。1次試験(書類審査)に合格すると、約5ヶ月後に2次試験を受験します。
1級資格試験は、
・レストランプロデュース
・商品開発
・イベント・メディア(2023年度より「フードプロモーション」に変更)
の3分野より1つ選択しますが、2級認定登録された分野のみ受験が可能となりますので注意が必要です。
また、試験前に「試験対策講座」が実施されます。これは、1級合格に欠かせない企画書の作成の基礎知識を習得できる講座です。
1級の受験資格は、2級資格認定登録者(取得分野に限る)です。日本フードコーディネーター協会(FCAJ)に2級認定登録をしていることが条件となっています。
フードコーディネーターの資格に興味がある方へ
今回は、フードコーディネーターの資格に興味がある方に向けて、
・フードコーディネーターの資格を取るメリット
・フードコーディネーター資格認定試験
についてお伝えしました。
もう一つ、資格取得を目指すのはもちろんですが、フードコーディネーターとして活躍するためには、有名なプロフェッショナルの仕事に触れ、実際の現場を見ておくことも重要です。
本校の校長である住川啓子は、数々のテレビドラマや映画などのフードコーディネート・演出を担当している、その世界の第一人者です。きっと皆さんも住川啓子校長が手がけたコーディネートや演出を目にしているはずです。
西東京調理師専門学校では、実際に住川啓子校長のフードコーディネート技術を間近で見て学ぶことができます。まさに、有名なプロフェッショナルの仕事に触れ、スタイリングの現場を体感できるのです。
この経験はフードコーディネーターを目指す人にとって、プロフェッショナルの仕事現場に立ち会えるラッキーな実践学習となるでしょう。
このように本校では、より優れたプロを育成するためにフードコーディネートの授業にも力を入れています。
フードコーディネーター3級資格が取得でき、フードコーディネーターの第一人者として活躍し続ける住川啓子校長から直接学ぶことができる本校で、フードコーディネーターの夢に向かって一歩を踏み出してみませんか。
もちろん、フードコーディネーターは「食」のスペシャリストとして、調理スキルも必須となりますから、調理師免許を有していればなお夢に近づけるでしょう。
フードコーディネーター、調理師、「食」のスペシャリストに興味のある方は、ぜひ西東京調理師専門学校を見にきてください!
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